2020年10月のリミットレギュレーション(制限改定)で弱体化したテーマを考察!【遊戯王OCG】

 

202010月から適用される新リミットレギュレーションが公開されました。

 

今回はそんな新リミットレギュレーションの内容をおさらいし、規制強化によって弱体化してしまったであろうテーマデッキについて考察していきます。

 

2020年10月のリミットレギュレーションについて軽くおさらい!

「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」制限→禁止

SNo.0 ホープ・ゼアル」無制限→禁止

「宵星の騎士ギルス」無制限→制限

「ワン・フォー・ワン」準制限→制限

「希望の記憶」無制限→準制限

「天底の使徒」無制限→準制限

「墓穴の指名者」無制限→準制限

「輝白竜 ワイバースター」準制限→無制限

「処刑人-マキュラ」準制限→無制限

「ネクロフェイス」準制限→無制限

「真紅眼融合」制限→無制限

「パーソナル・スプーフィング」準制限→無制限

 

以上が今回規制改定されたカードとその内容であり、7枚が規制強化・5枚が規制緩和の計12枚が規制改定されました。

 

内容を見た人は感じたかと思いますが、今回の規制改定は規制強化の方に重点を置いているようです。

 

逆に規制緩和されたカードは昨今の規制改定で段階的に緩和されていたカードが主になっていることからも、規制強化の影響が環境にどのように現れるのかを見るために無難な物をこの機に規制緩和したようにも感じます。

 

規制強化されたカードの中にはテーマで重宝する物だけでなく汎用性の高い物もあることから、大会環境で活躍しているデッキのほとんどに少なからず影響すると言えるでしょう。

 

以上のことを踏まえた上で、今回の規制改定で弱体化したテーマデッキの紹介とその考察をしていきます。

 

あくまで私個人の考察ですので、そういう意見もある程度に受け止めていただければと思います。

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2020年10月のリミットレギュレーションで弱体化したテーマを一覧で紹介して考察!

「ブラック・マジシャン」デッキ


「ブラック・マジシャン」を主軸として各種専用サポートカードを駆使して戦っていくテーマデッキです。

 

「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」が禁止カード化したことで弱体化に繋がりました。

 

「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」の融合素材は「ブラック・マジシャン」「真紅眼の黒竜」またはドラゴン族の効果モンスターであったため、「ブラック・マジシャン」でデッキであれば「竜魔導の守護者」「ティマイオスの眼」「円融魔術」等で融合召喚を狙えました。

 

「ブラック・マジシャン」デッキにおいて、至れり尽くせりな効果を持つ「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」の存在はとりあえず出しておけばいい感すらある安心と信頼の高スペックモンスターでした。

 

新リミットレギュレーション適用以降は使えなくなるため、採用していた人はデッキの構築を見直す必要があるでしょう。

 

当サイトでは「ブラマジ」デッキレシピを紹介しております↓

【ブラック・マジシャンデッキレシピ2022の回し方・展開例】を紹介!新たに融合・儀式モンスターが登場して強化!

 

「オルフェゴール」デッキ

 

闇属性・機械族で墓地から発動する効果を持つのが特徴の「オルフェゴール」テーマのデッキです。

 

「宵星の騎士ギルス」が制限カードに規制されたことは大幅な弱体化に繋がります。

 

「オルフェゴール」デッキにとって「宵星の騎士ギルス」は墓地肥やしだけでなくトークン生成効果による展開も出来るモンスターとして、デッキを運用させていく上での潤滑剤として重宝されるモンスターです。

 

「オルフェゴール」デッキでは「終末の騎士」「ダーク・グレファー」等の墓地肥やしモンスター以上に初手で来てくれると嬉しいカードでしたので、デッキに1枚しか入れられなくなるのは素引きする確率の低下という意味でも弱体化となります。

 

また闇属性モンスター以外を特殊召喚できなくなる制約や展開力が高いことから「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」セット(「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」「ブラック・マジシャン」「真紅眼の黒竜」「真紅眼融合」のこと)を採用しているデッキも少なくなく、それらのデッキにとって今回の規制改定は厳しい物となりました。

「ヌメロン」デッキ

「ヌメロン」カードを駆使することで「ゲート・オブ・ヌメロン」エクシーズモンスターを展開して戦っていくテーマデッキです。

 

SNo.0 ホープ・ゼアル」禁止カード化「希望の記憶」準制限カード化によって弱体化しました。

 

極めて強力な制圧効果を持つSNo.0 ホープ・ゼアル」を先攻1ターン目に手札消費1枚からでも出せたというのが「ヌメロン」デッキの強力なポイントの1つとなっていたため、今回の規制によって制圧力がガクッと落ちた形になります。

 

後攻以降の展開した「ゲート・オブ・ヌメロン」エクシーズモンスターで総攻撃を仕掛けてワンターンキルすら狙えるほどの大ダメージを与えるという戦術はまだ使えるので、規制改定後の先攻1ターン目の制圧盤面構築については「召命の神弓アポロウーサ」を使うのがベターになるかと思われます。

 

ぶっ壊れと言えるほどのドローソースになっていた「希望の記憶」準制限カードに規制されたことで、ハンドアドバンテージの稼ぎやすさという面でも弱体化となりました。

 

「ドラグマ」デッキ


エクストラデッキのモンスターを直接墓地へ送ることが特徴の「ドラグマ」テーマデッキです。

 

登場してあまり月日が経っていないこともあってか、規制されたのは「天底の使徒」1枚でありそれも準制限カード化と緩いものになっています。

 

純構築のデッキにとっては3枚積みしていたカードが2枚積みになった程度でしかないですが、「シャドール」や「召喚獣」等のデッキに「天底の使徒」を含めた「ドラグマ」カードを出張させていたデッキにも影響はあります。

 

どちらにせよ採用枚数が減って素引きしにくくなったというのはシンプルに弱体化と言えます。

 

上記の物と比べても規制が緩く弱体化らしい弱体化にはなっていませんが、私個人の見解としては今回の「天底の使徒」準制限カード化は大会環境で色んなデッキに出張している「ドラグマ」への警告の意味が強いのではないかと思います。

 

「ドラグマ」テーマ自体が登場してからはまだ約半年しか経っていませんが、「十二獣」のような前例もあることや次の規制改定は更に3か月後であることを踏まえると、新リミットレギュレーション適用後の「ドラグマ」の活躍次第では更に厳しく規制強化されていく可能性は十分あるでしょう。

 

2020年10月のリミットレギュレーション(制限改定)で弱体化したテーマを考察!【遊戯王OCG】まとめ!

 

2020年10月のリミットレギュレーション(制限改定)が発表され、弱体化したテーマについて紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?

 

今回紹介したテーマデッキは10月からは、恐らく環境から手を引く形になることが予想される一方で、「ドラグマ」などの混合テーマ系のデッキは10月以降も活躍する可能性が高そうです。

 

いずれにせよ、今回紹介したテーマ以外にも、今回の改定で大幅にデッキ構築を見直す形になったことは間違えないでしょう!(10月までにデッキを再構築しなければ「汗」)

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