2019年3月も終わりに差し掛かったところで、3月の環境について振り返っていきたいと思います。
2月までに活躍していたテーマデッキや3月に新たに登場したテーマはどのような結果を残せたでしょうか。
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目次
2019年2月の環境について振り返る!
3月には新パックの発売が無かったこともあり、環境への影響がそこまで大きなことはありませんでした。
3月9日に発売したストラクチャーデッキR-ロード・オブ・マジシャン-ですが、不人気ということは全然なく大会で優勝したという結果を残したこともあり性能には太鼓判が押せるでしょう。
他に起こったことと言えば、4月1日から適用されるリミットレギュレーションが発表されたことです。
新禁止カードとなった「レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン」は環境上位のデッキでは使われていませんでしたが、新制限カード等は影響を受けるデッキ等もちらほらあったので4月へ向けてデッキの調整が必要だったりもします。
3月の環境を総合的に振り返りますと、2月と比べるとほぼ変化が無かった、というのが見解です。
2019年2月の環境についてはコチラの別途記事で紹介しております!
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2019年3月に環境を取ったテーマを個人的考察と共に紹介!
「サラマングレイト」
環境トップを飾るのが最早お馴染みとなってきた炎属性・サイバース族の「サラマングレイト」テーマデッキでした。
墓地アドバンテージを駆使しした高い展開力と「灰流うらら」とのシナジーの高さ、転生リンク召喚を使ったコンボ等幅広い活躍が出来る優秀なテーマです。
2月まで同様に非常に強力なデッキであるため、環境トップを独走していたこのテーマですが3月になって暗雲が立ち込めました。
4月1日からのリミットレギュレーションで「SRベイゴマックス」が制限カードとなるので、このデッキで積極的に採用されていた少ない消費でランク3エクシーズモンスターの「転生炎獣ミラージュスタリオ」を出すというコンボが難しくなります。
デッキの調整が必要となるので、4月からも環境トップでい続けることはやや難しいと思われます。
「サラマングレイト」については当サイトの記事でも紹介しております!
https://kata0003.net/yu-gi-oh-structure-deck-soulburner-2361
「サンダー・ドラゴン」
相手のサーチ効果を防げる一方、手札から捨てて発動する効果や除外された場合に発動する効果を使うため相手には妨害されにくいという利点も存在するテーマです。
それまでと依然変わらず環境上位となっており、最近のデッキでは必須とも言える回転率を支えるサーチを防げるということは確実な強みとなっています。
先手を打つことが出来ればデュエルそのものを有利に運べる点は環境でも発揮され、相手に回すと厄介なデッキの筆頭候補とも言えるでしょう。
いくつかの複合デッキも注目されていましたが、4月のリミットレギュレーションが適用されて以降は純構築の方が有用性が高くなりそうではあります。
「オルフェゴール」
墓地からの除外を駆使することで展開などに繋げる闇属性・機械族統一テーマで、高リンクモンスターのリンク召喚やエクシーズ召喚など対応力も高いです。
墓地肥やしすればするほど展開がしやすくなる上に、元々墓地肥やしと相性と良い闇属性である点からも「幻影騎士団」等の相性の良い闇属性テーマとの複合デッキも活躍しています。
闇属性以外のモンスターを特殊召喚できなくなる状況になりやすいですが、「ヴァレル」リンクモンスターも使えるため打点の確保や「オルフェゴール」モンスターで制圧したり強力な除去をしたりと、対応力が高く使いこなせればその状況に応じたモンスターを展開してデュエルを有利に進められます。
また「星遺物」関連のテーマでもあるので、既に存在する「星遺物」カードの恩恵を受けられるほか今後の登場カード次第では更に強力になれるでしょう。
「閃刀姫」
「閃刀」カードや「閃刀姫」リンクモンスターを使って確実にアドバンテージを獲得していくことを得意としたデッキです。
手札消費1枚でリンク召喚をしたり墓地の魔法カードを使い回したり、墓地の魔法カードの数に応じて追加効果が発動したりとアドバンテージを稼ぐことにおいてはかなり優秀なテーマとなっています。
登場してから長い間環境上位を維持してきたこともあり性能の高さはお墨付きです。
4月以降ですが、新リミットレギュレーションで規制されてはいないものの他に強力なテーマが活躍の場を広げていることもあり、このまま環境上位にい続けることは難しいかもしれません。
4月の環境はどうなりそう?活躍して欲しいテーマは?
既に環境上位であり、新リミットレギュレーションの影響がほとんどないテーマデッキが環境のトップを争うことになりそうです。
4月には新しい基本パックも発売しますので、そのパックで新たに登場するテーマや強化される既存テーマにはぜひとも活躍して欲しいと思います。