2019年になり新たなリミットレギュレーションが適用されるようになりました。
影響を受けるデッキが多かったであろう大幅な制限改訂でしたが、そこで今月である2019年1月の環境を予想していこうと思います。
新規カードで強化されたテーマや今月発売するパックも含めて今後活躍しそうなテーマデッキを予想します。
2018年の環境を軽くおさらい!
予想をする前にまずは今までの環境を振り返ってみます。
2018年の環境ではそれ以前にも活躍していた「トリックスター」や「剛鬼」が上位に並び、パックが発売していくにつれて強力なテーマである「オルタ―ガイスト」や「閃刀姫」、「サンダー・ドラゴン」等が環境に入るようになっていきました。
また汎用リンクモンスターである「トロイメア」の登場等によってグッドスタッフリンクデッキも着実と力をつけ、環境の上位に名を連ねました。
それらテーマデッキが活躍していく中、環境で活躍しているカードとしては「灰流うらら」や「幽鬼うさぎ」等の手札誘発効果が必須レベルで採用され、それらへの対抗策として「墓穴の指名者」の採用率も上がっていきました。
また制限改訂によって規制されたために長くの活躍はしませんでしたが、先攻1キルを狙うデッキがいくつも生まれて環境デッキを追い詰めました。
他にも中堅として「ABC」デッキや「機界騎士」デッキ等多くのテーマデッキがしのぎを削っていました。
過去テーマ強化によって「BF」や「HERO」も大幅に強くなったため環境に名前が挙がるようになったのも環境に起こった出来事として挙げられます。
2019年1月の環境を取りそうなテーマ一覧
「トリックスター」
新リミットレギュレーションでの影響がほぼなく、デッキを回す上ではこれまで通りの活躍を期待できます。
あえて言うなら「トリックスター・キャンディナ」が準制限カードになりましたがこのテーマはサーチカードも豊富なためそこまで大きな影響にはなりません。
サポートカードが豊富にあるため回転力が高いデッキでありつつも、今後も「トリックスター」テーマカードは増えそうなので伸びしろも多いテーマです。
コチラの記事では2タイプの「トリックスター」のデッキレシピを紹介しております。
現在ではカードプールが増えているのでもう少し強化できるかと思います。
「サンダー・ドラゴン」
こちらも新リミットレギュレーションでの影響をほぼ受けていないデッキです。
相手の回転を妨害するという特性上、こちらが事故でもない限り先手を打つことで大抵のデッキに対して有利に立てます。
今後の強化があるかは分かりませんが、規制でもされない限りこのテーマの性能が低下しにくいため息が長いテーマと言えるでしょう。
また当サイトでは「サンダードラゴン」がテーマ化した当初に組んだデッキレシピの紹介もございます。
現在では大会でのレシピの方が参考にはなるかと思いますがコチラも参考にして頂ければ嬉しいです。
「閃刀姫」
リンクモンスターである「閃刀姫-カガリ」が新たに制限カードになったため、2度以上の使用には手間がかかるようになりました。
とはいえアドを稼ぎやすいデッキであるのには変わらりませんので、相手よりも多くアドを稼ぐことによって有利に運ぶことが出来ます。
現状禁止カードになっている「閃刀」カードは無いですが、すでに数種類が規制されているため少しばかりの不安もあります。
しかし「閃刀」カードは少しずつ種類を増やしてきているので更なる新規カードが登場する確率も低くないです。
「オルターガイスト」
「オルターガイスト・マルチフェイカー」が制限カードになりそれなりに打撃を受けましたが、2019年1月に発売するパックのダーク・ネオストームにて「オルター・ガイスト」の新規カードが登場することもあり悪いことばかりではないです。
チューナーが加わることでシンクロ召喚という幅の広がりは「オルター・ガイスト」をより強くさせるかそうでもないのか、他のデッキとの相性も含めると現状での判断は難しいです。
「魔弾」
手札から専用魔法・罠カードを発動する奇襲性、同じ縦列で魔法・罠カードが発動した場合に効果を発動する「魔弾」モンスターによってアドを稼いでいくデッキです。
リンクヴレインズパック2での強化が大きな影響を与え、新規リンクモンスターの優秀ぶりは「魔弾」テーマを一気に環境での活躍が見込めるほどにしました。
こちらもダーク・ネオストームにて新規カードが加わり、現状では規制がされていないこともあって今後にも期待できます。
コチラの記事では当サイトが組んだ「魔弾」のデッキレシピの紹介と大会で上位を収めた「魔弾」のデッキレシピの紹介を行っております。
「転生炎獣」
それまでは展開力や回転力に難のあるテーマデッキでしたが、ストラクチャーデッキによって大幅な強化が施されて全体的にかなり強くなりました。
優秀な新規カードを駆使しての展開は幅が広く、複雑なコンボを使えば大抵の状況を突破する対応力も兼ね備えます。
場合によっては手札消費が少なくとも強力なコンボが行えるため、妨害カードや相手の妨害への対策カードを複数枚採用しても事故にならない点も魅力的です。
コチラの記事では「転生炎獣」のデッキレシピを紹介しております。
時期環境候補として組んでおいても損はないテーマだと思います。
https://kata0003.net/yu-gi-oh-structure-deck-soulburner-2361
https://kata0003.net/saramanngureito-686
まとめ
2019年1月に活躍しそうなテーマを予想しましたが、まだまだ分からない部分も多いというのが正直なところです。
2018年12月に発売した20thアニバーサリーデュエリストボックスに入っていた新規カードを採用したデッキが活躍することも考えられますし、ダーク・ネオストームに入っている「星遺物」関係のテーマの強化による影響も気になります。
新たなリミットレギュレーションによっていろんなデッキが大なり小なり影響を受けましたが、今後の動きにも目が離せません。